ニッケイ新聞 2010年1月30日付け
日本語センターが毎年実施している全伯日本語学校生徒作品コンクール。同センターではすでに今年の開催に向けて準備を始めているようだ。
ニッケイ新聞でも優秀作品を掲載したが、昨年の応募数は6部門計2190点。想像力豊かな作品に目を奪われた。
そのコンクールで不思議なのが、マンガ・アニメ、条幅以外の4部門では作品はある期日までに準備するのではなく、地域別に決められた日時・場所で創作しなければならないということ。作文は2時間半、絵画3時間、書道・硬筆は1時間半と制限時間もある。
日本でコンクールと言えば、期日までに各自仕上げた作品を応募するというもの。制限時間があるというのは、何だか「テスト」のような印象を受ける。
それにしても、その短時間の中であれだけの作品を生み出す生徒たち、全く感心させられる。(裕)