ニッケイ新聞 2010年2月5日付け
今月2日付社会面で「前代未聞! 文協がアゴ足もち!」と見出しを掲げた記事を掲載した。
慈善団体である文協が「ひばりプロダクション」4人の移動・宿泊・飲食代のために、20万レアル(約1千万円)もの寄付金を集めることを批判したものだ。
普段、記事に対する読者からの反応があまりないので淋しい思いをしていたが、今回は電話やメールでの反響が大きかった。
その声を紙面(本日付社会面)に―と評議員らに取材すると、全員が反対の立場。現在、記者が知るうちで賛成しているのは、頃末アンドレ、吉岡黎明の両氏だけだ。
昨月29日の記者会見で両氏に疑問をぶつけた記者に後ほど、その場にいた一人がこっそりと「みんなおかしいと思っていると思います」と頷き、表情を曇らせたのが印象的だった。 (剛)