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Cクラスの消費9%増=ローンが全願望を叶える

ニッケイ新聞 2010年2月11日付け

 CNI(全国工業連盟)は9日、国民所得の46%を占めるCクラス9800万人の消費力が過去5年、9%成長と発表したことを10日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
 これまでAクラスの特権と思われた自家用車や生活家電、海外旅行、マイホームなどを、Cクラスもローンを組んで可能にしている。借金漬けの生活スタイルは、DEクラスと大差がないが。
 Cクラスの月間世帯所得は、1115レアルから4807レアル。このクラスは、欲しい物を手に入れるため、労苦をいとわない。手に入れたら、知恵を絞って月賦を捻出すればよい。
 調査によれば来る12カ月、同クラスの53%が生活家電の購入計画がある。51%は家具を最新型に交換。40%は保健プランに使う。30%が、子どもの教育費に。32%が貯蓄。
 社会的地位の向上意欲は、想像を絶する。このクラスの人々は周囲をいつも観察し他人の豊かさと比較、いつかは自分もと夢を見ている。Cクラスは、レアル・プランによって生まれた。
 Cクラスを分析すると、持続性が気になる。どれだけの人が、所得に見合う借金をしているのか。商店は月賦が払えないなら、商品を返してもらうという。その商品は、店で再販する。
 Cクラスの月賦滞納は、ABクラスを引き離し、CDEとドングリの背比べ。Cクラスの34%は、毎日の食費まで借金で賄っている。いよいよ行き詰まれば、生活の知恵は無限に湧く。

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