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第16回ダリア祭り=2千本が百花繚乱=今年からスザノ市が協力=28日、3月7日

“ニッケイ新聞 2010年2月13日付け

 サンパウロ日伯援護協会の老人養護施設「スザノ・イペランジャホーム」(根塚弘ホーム長、岩原勝一経営委員長)の恒例行事「ダリア祭り」が、28日と3月7日午前10時から午後4時ころまで同ホーム(Estrada Tani 751, Vila Ipelandia, Bairro das Palmeiras, Suzano)で行われる。
 今年から2日間開催することになった。昨年は過去最高の1千人が来場、「ホームに溢れんばかりの人が来てくれ、あんなにダリアが綺麗に咲くのに年1回ではもったいない。今年から市が協力してくれることになった」と喜んで報告する根塚ホーム長。現在、市の認定行事になるよう申請中だ。
 坂和三郎援協副会長、岩原経営委員長、上野ジョージ副委員長が共に来社し、「百花繚乱のダリアを愛でつつ、緑溢れる森と畑を散策し、楽しい一日を過ごしに来て」と呼びかけた。
 毬状に咲くポンポンダリアや人の顔ほどの大きさになるものなど、100種類、2千本以上のダリアが来場者を待ち受ける。昨年、山形県川西町から提供を受けた新種も花を咲かせる見込み。
 小山になった約6万平米の敷地内には、頂上付近に屋根のある休憩所、森の中に散策道を整備して休憩できるテーブルなどを設置し、岩原委員長は、「きっと喜んでもらえるはず」と胸を張る。
 また、地元ボランティアの婦人が作った同ホーム産無農薬ラッキョウやショウガ、ミョウガの酢漬けは、今年も「美味しいのが漬かってますよ」とか。
 前回は早々完売し今年も目玉商品として用意する。ダリアの鉢植え、球根、切花も販売する。
 大好評のヤキソバ、うどん、もち、寿司、魚の炭焼き、たこ焼き、お好み焼きを販売。歌手の平田ジョーさん、太鼓、傘踊り、日本舞踊、カポエラ、ダンサ・デ・ベントレなどのショーも盛りだくさん。
 入場無料。施設内に駐車場(200台)あり。

往復バスが運行

 両日、往復バス3台が東洋会館(Av. Liberdade, 365)から発着する。
 午前9時出発、午後3時現地発。往復料金15レアル。予約は11・3385・6604(はるみ)まで。