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修養団=〃おかげさま〃が世界を救う=「また来たい」寺岡講師が帰国

ニッケイ新聞 2010年2月19日付け

 来伯中の財団法人・修養団の寺岡賢講師(まさる、36、三重県)が帰国挨拶のために8日、ブラジル修養団連合会の桜井仁会長、蓮沼芙美雄総務とともニッケイ新聞に来社した。
 約1ヶ月の滞在を振り返り、「いかに戦前の日本人が素晴らしかったかを実感した」と感激した様子。
 「日本が経済大国になれたのは、何よりも徳があったからゆえ」と日本精神の素晴らしさを強調し、「これだけ大きな日系社会があるブラジルは、日本精神を広められる一番の可能性を持つ国」と称賛した。
 老人クラブ連合会での講演会では、「『世界を救うのは、日本の〃おかげさま〃の精神。希望の光を捨てず、もう一花咲かせて人材を育てましょう』と呼びかけたら、皆さん拍手してくれました」と興奮して振り返る。
 「ブラジルに来て、日本に帰ってやるべきことを強く感じた。日本を大切に想う心を日本人に訴えていきたい」と新たな抱負を述べ、「もちろんまた来たい」と笑顔を見せた。15日に離伯する。