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ニッケイ新聞 2010年2月23日付け

 長崎県人会総会後の新年会。「中野会長は、『知らん、知らん』の一点張り。会長としての責任を全く感じていない」と呆れ顔。2年間も監査会を開かなかったことも問題視されたが、自発的に動かなかった監査役自身の責任を問われていいだろう。そもそも会長や会計理事を選出した会員にも責任はあり、役員らの事なかれ主義が今回の不祥事を招き、発覚を遅らせたといえる。新執行部が選出されたが、会の正常化には、会員一丸となった〃自覚〃が肝要だろう。
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 長崎県人会の調査によれば、今井千兼子会計理事の息子たちの口座に不正振り込みが行われている。発覚当時は、親族らが「責任を取る」といっていたようだが、徐々に金額がはっきりするに従い、電話にも出なくなったとか。振り込まれた息子たちも知らぬ存ぜぬを通すのはいかがか。
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 同県人会の事務所は、リベルダーデ区グロリア街332番の62号室に移転。郵便物などは、ジャバクアラ区の会館ではなく、新事務所に送ってほしいとのこと。
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 米国、イギリスで活躍するサンパウロ出身ディスコ・パンク・バンドCSS(Cansei de Ser Sexy)、日系ヴォーカルのLove Foxxx(松下ルイーザハナエ)はそのファッションから若者の支持が熱い。昨月のサンパウロファッションウィークでも「90年代の原宿」がテーマのブランドにデザインを提供し、話題に。そんな彼女のバンド名は、米歌手ビヨンセの発言「Got Tired of Being Sexy(セクシーでいることに疲れちゃったわ)」から来ているよう。