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ダッタフォーリャ調査=ロウセフ、セーラに接近=決選で逆転の可能性も予想

ニッケイ新聞 2010年3月2日付け

 ダッタフォーリャ調査は2月27日、大統領候補として予想されるPT(労働者党)のロウセフが支持率を28%に上げ、ライバルと目されるセーラとの差を14%から4%に縮少と発表したことを28日付けフォーリャ紙が報じた。
 セーラ(PSDB=社会民主党)の支持率は32%、誤差を+-2%とするなら、両人は30%の同率ということ。シロ・ゴーメスとマリーナ・シウバの伸び悩んだ分が、ロウセフへ回ったと見られている。
 今回の新たな調査結果は、セーラの支持者に転向組があることを示している。ゴーメス不出馬の場合にマリーナが獲得する10%の票が全部ロウセフに流れるなら、38%対41%という逆転の可能性もありそうだ。