ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
口腔癌患者の9割が男性喫煙者
ニッケイ新聞 2010年3月3日付け
サンパウロ州癌局(Icesp)が327人の口腔癌患者を対象に調査したところ、95%が喫煙者、90%が男性だと分かった。男女の差について専門家らは、女性よりも男性の方がタバコを吸うこと、男性が女性ほど口腔衛生を行なわないことが原因だという。また、喫煙に飲酒を組み合わせた場合、同癌の危険性が高まるという。早期発見なら治癒率も高いが、受診者の7割は進行癌で、その7割は受診後5年以内に死亡しているという。