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伯日交流協会=村上事務局長が赴任=若者の交流体験促進

ニッケイ新聞 2010年3月9日付け

 日本の青少年を対象にブラジルでの研修留学制度を実施する非営利団体、ブラジル日本交流協会(二宮正人会長)の事務局長に、村上裕美子さん(27、大阪府)が着任した。前身である日伯交流協会の24期生で、サンスイ社の協力によりUSPコミュニケーション学部で学んだ。
 村上さんはブラジルで研修後、日本で印刷会社に3年10カ月間働いていたが、それを辞めて赴任した。「ブラジル人に魅力を感じた。もっといろいろ仕事をやってみたいと思いました」。今後、事務局長として主に派遣先との調整・連絡を行う。
 運営委員の仁尾帯刀さんは「将来的に研修生を20人ぐらいに増やせればと思っています」との意気込みを語り、社会人の申し込みが増える傾向があると説明した。
 今回の赴任期間は2年ほどの予定。現在、研修生は9人が滞伯しており、今月中頃帰国予定。4月中旬には今年度の11人が来伯予定になっている。なお、事務局も移転した。新住所はサンパウロ市ガルボン・ブエノ街409番、74号。電話=11・3207・4472。同協会サイト(http://www.anbi2009.org/

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