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国防相=独自の国防構想発表=軍事力強化へ仲間入りか
ニッケイ新聞 2010年3月10日付け
ジョビン国防相は8日、「国防は独自の兵器を開発し、製作するための軍事技術を導入する同盟も含むもので、単なる戦闘機購入ではない」と言明したことを9日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
国防相は社会政治審議会で、旧式兵器を安く購入し、飾って置くだけの装備時代は終わったと発言。軍備と経済は、車の両輪だという。そのためには、外国政府や資本家を招く必要がある。
ブラジルはこれまでの兵器購入国から脱して、近代兵器を産する軍需工場を目指すと宣言。軍事同盟国として、白羽の矢を立てたのがフランス。同国は第2次大戦後、ドゴール大統領の指揮で独自に核技術を開発し、核保有国となった。
国防相は、3軍の参加と天然資源の保護を盛り込んだ、独自の国防構想を打ち出した。同構想は、宇宙構想と核構想、サイバーネティックス(人工頭脳)の3点からなる。
宇宙構想は、国産衛星を打ち上げる。核構想は、原発や原潜の国産核燃料を供給する。サイバネは、国防省一連の機能を制御し、情報処理を行うための新センターの設置。