陶芸楽しみませんか?=鳥取熟年会が17日に

ニッケイ新聞 2010年3月10日付け

 鳥取熟年会(旧・鳥取熟年大学)の3月度例会が17日午後1時から鳥取交流センター(R. Dona Cesaria Fagundes, 323)で開かれる。今回はアルト・ド・ラッパ区で陶芸工房を営む高井ジャッシーさんが講師を務め、「陶芸(やきもの)で楽しむ」をテーマに初歩的な作品製作を指導する。本橋幹久県人会長、文化担当の美甘好重さんと案内のため来社した。
 高井さんはサンパウロ州マリリア出身で、陶芸を始めたのは45年以上前になるという。「当時は焼き物をやっている人も少なくて、釉薬の材料を買うのに苦労しました」と振り返る。その後、サンパウロ市で指導を受け、日本やアメリカでも勉強。現在は国内各地から生徒が訪れるほか、各地の窯のサポートなども行う。
 当日は、型を使って器を製作、名前を入れるところまで行い、その後、高井さんの工房の窯で仕上げをする予定。県人会副会長でもある高井さんは、「焼き物には芸術や趣味、テラピアなどいろいろな面がありますが、今回はLazer(楽しみ)が目的」と話し、参加を呼びかけた。
 申し込みは15日までで、参加人数は20人ほど。費用は熟年会例会費7レアルのほか、材料・窯料として5~10レアルほどが必要。参加者は前掛けや手ぬぐいを持参すること。
 問い合わせ・申し込みは同県人会(11・2276・6032)またはジャッシー陶芸工房(11・3836・0498)まで。