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ペ州で地震が47回=ブラジルにも断層の継ぎ目

ニッケイ新聞 2010年3月11日付け

 北リオ・グランデ連邦大学地震研究所は9日、メルナンブコ州アラゴイニャ市で8日から9日にかけ、47回も地震があったことを発表と10日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
 地震の規模はマグニチュード3・2から2・0、家屋への被害や犠牲者はなかった。同市の市民1万5千人は、一様に爆発音を聞いたという。
 同市の他に、カルアルやベロ・ジャルジン、サンカエターノなどでも同様に地震が観測された。06年には、同地域にM4の地震があった。
 同地域では3日にも3回の地震を観測。地震研究所は4市に対し、地震の心得をラジオや広報車で伝え、パニック防止に努めている。北東伯の北リオ・グランデ州とセアラー州、ペルナンブコ州は断層の継ぎ目にあるので、微震は珍しくない。