ニッケイ新聞 2010年3月11日付け
県連郷土食祭りは素晴らしいが、「コロニア料理の祭典」もあったらおもしろい。ピラール・ド・スル婦人部のヤキソバも俊逸だったが、ソロカバ文協婦人部の餃子汁も美味い。バストスなら「鯉の洗い」が有名だ。
サンパウロ市でもエスペランサ婦人会のアンミツは贅沢な一品。聖母婦人会の福神漬けも有名だが、農協婦人部連合会の場合はどの一品と選べないくらい、いろんな種類の〃お袋の味〃がある。
別のアイデアだが、各地の日系篤農家が作る柿、ブドウ、リンゴ、野菜、トメアスー産熱帯果実など季節ごとの最高の食材を持ち寄ってもらい、日系農家が育てた最高の蘭などの花で会場を飾り、最高の日本人シェフに調理してもらう「究極の日本料理の夜」イベントはどうか。
会場はイビラプエラ公園の日本館。満月の夜に日本舞踊を鑑賞しながら食べたら、気分は平安貴族?(深)