ニッケイ新聞 2010年3月16日付け
12回目となる酉年生まれの集いが4月に開かれる。世話人の浜田さんらによれば、酉年生まれの人は時を告げるトリらしく先のことに敏感。そのほか「世話好きで、おしゃべり、せっかち」だとか。親睦昼食会は尾身倍一元文協会長、高野芳久元県連会長などが中心となって86年に一回目を開催。昨年は50人以上が訪れてにぎわった。
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阪神大震災から15年という節目に「震災と、記者たちの15年」という企画記事を読売新聞が連載している。日本ブラジル交流協会生として本紙で研修、現在広島総局に勤務する南部さやかさん(26)が取り上げられた。震災後、テントや車で過ごし、4日後に滋賀県の親戚宅に身を寄せた。「神戸に留まって辛い思いをした人もいるなか、負い目を感じていた」。研修中の取材先で、優しい声を掛けられたことを機に「震災のことを知らねばと思った。ブラジルで自分も被災者の一人であることに気付かされた」と感じたことが紹介されている。
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ヴィラマリアーナ区の日教寺からパルケ・ノーボ・ムンド区に移転した自閉症療育学級「青空学級」。8日より新たな教室で授業が始まった。今まで両親の送迎で登校していた生徒たちだが、場所が少し遠くなったことで地下鉄プラッサ・ダ・アルボレ駅に集合し、一緒にメトロとバスを乗り継いで登校するようになったそうだ。その様子に関係者、保護者からは「公共機関を利用するのはいい社会勉強。感心」と評判の声が多く聞こえた。新たなスタートを切った同学級、今後もその成長に期待。