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ニッケイ新聞 2010年3月18日付け

 昨年10月に設立されたNPO法人大分日ブラジル際交流協会(後藤博子理事長)のホームページ(http://npo-oitanippaku.p-kit.com/)が、このほど開設。日伯交流の活性化が謳われるサイトでは、大分県人会、パンアメリカン日系人協会、ニッケイ新聞も紹介されている。携帯から簡単にアクセス可能なモバイルサイトも出来上がったそう。日伯交流の一端が、若者間でも知られる機会になるのでは。
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 長野県内で通貨偽造・同行使の罪に問われたブラジル人の姉・弟に対する裁判員裁判で、11日、両被告に懲役3年、執行猶予5年の判決が言い渡された。信濃毎日新聞によれば、同県で初めて外国人が被告となった裁判員裁判。判決によると、両被告は共謀して昨年7月下旬~8月上旬に自宅のカラープリンターで紙幣26枚を偽造、長野市内の飲食店や酒店など6店で使ったという。裁判長は判決理由で、偽札の大半が、使われた店舗で見つかってそれ以上流通せず、計画的犯行でもなかったと指摘。両被告の家族が困窮していた点に触れ「動機は身勝手だが、全く酌量の余地がないとまでは言えない」とした。
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 リベルダーデはガルボン・ブエノ街の電信柱に「入場料25レアル!」と手書きの中国語の張り紙が。読んでみると、中国人用のカラオケ店の宣伝。効果を考えれば、日本語で張り紙をしようなどとは思わないが、それほど中国人が多いということか。中華料理店の増え方を考えても納得だ。