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「ブンバ!」=お寺でパンデイロ発表会=60人がリズムに合わせ

ニッケイ新聞 2010年3月19日付け

 雑誌「ブンバ!」編集部で行われているパンデイロ教室の発表会が12日夜、サンパウロ市サウーデクの東本願寺で開催され、約60人が集まり、盛り上がりを見せた。
 約10人の生徒たちによってサンバ「a voz do morro」やショーロ「lamento」、「assanhado」が披露された。訪れた観客もリズムに合わせ体を動かし、軽快な手拍子も加わった。
 6年前より同教室の講師を務めるパーカッショニストのウェリントン・モレイラ・ピンパ氏のショーロトリオ「フトゥリカンド」も特別出演。7弦ギター、バンドリンを用いてショーロ「carinhoso」などを演奏し、会場は盛り上がった。
 1年の練習の成果を発表した金剛仙太郎さん(33、埼玉)は、「今日はいつもより指が動いた。気持ち良く演奏できた」と満足な様子。「ブラジルらしい文化を学べて良かった」と笑顔を見せた。
 同誌編集長の細川多美子さんは「みんな体でリズムを覚え、うまく表現できたよう。ブラジル音楽を様々な面から楽しんでいます」と話した。
 なお、同教室は毎週月曜日の午後7時半から9時、講習代は1回25レアル。初心者歓迎。
 問い合わせは同編集部(電話11・3539・8990)まで。