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エコノミスト誌=BRICsが経済支配=後進国の資源確保に投資

ニッケイ新聞 2010年3月20日付け

 英誌エコノミストは18日、新興国BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の後進国投資が、世界を二分した冷戦時代を再現していると論評したことを19日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
 アフリカへの5千万ドル以上の投資は、ブラジルが2位を占めている。アンゴラやナイジェリア、モサンビークでの油田開発や地下資源へのブラジルの直接投資は、41億2千万ドル。
 中国はスリ・ランカ国際空港建設に、2億9千万ドルを投じた。また中国はインドの鉄道網を整備したことで、6700万ドルの配当金を受け取っている。
 南半球の綿や鉄鉱石などのコモディテイは、BRICsの経済的支配下にあると同誌は分析。ランクでは中国が50億9千万ドルで1位。2位ブラジル。3位がロシアの33億ドル。4位インド、2億3千万ドル。

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