ニッケイ新聞 2010年3月31日付け
1959年4月23日にサントス港へ到着した移民船「あめりか丸」の同船者会が4月25日に開催される。渡伯51周年となる今年は、サントスを訪れ、地元の海の幸を囲んで親睦を深める。
ブラジルで開かれる同船者会としては最多、今年で33回目となるあめりか丸の集い。同船には、家族移民、コチア青年や開発青年などの単身移住者、また第1回のコチア青年呼び寄せ花嫁移民やアクレ州キナリー植民地への第1陣など400人以上が乗船していた。昨年の集いではコチア青年花嫁渡伯50周年の祝いも行われている。
今年は、キナリーの入植者でサントス在住の大水久雄さんが協力し、同市で60年続く老舗の海鮮レストラン「SR.PACO」(R.da Constituicao,607,Vl Matias)で親睦会を開催することになった。
当日は午前中にサントス観光を行い、正午ごろから同レストランで親睦会を開始する予定。長年世話人を務める坂東博之さんは、広くゆかりの人の参加を呼びかけている。
世話人の用意するバスを利用する人は、当日午前8時にリベルダーデ広場を出発。車で行く人は午前9時半までにサントス水族館へ集合すること。
費用は交通費(バス利用の場合)と食事代等。参加希望者は4月19日までに各世話人(電話11・3721・9627=坂東、または13・3231・2330=大水)まで連絡すること。問い合わせは世話人まで。