ホーム | 日系社会ニュース | 第1回ブラジル杯囲碁大会=45人出場、優勝は烏山七段

第1回ブラジル杯囲碁大会=45人出場、優勝は烏山七段

ニッケイ新聞 2010年4月20日付け

 ブラジル日本棋院は2、3、4日の3日間、「第1回ブラジル杯囲碁大会(Copa do Brasil)」を開催し、サンタカタリーナ州のラーモス移住地やパラナ州クリチーバ、ロンドリーナから参加者45人が熱戦を繰り広げた。参加者、入賞者の4分の1がブラジル国籍者だった。
 初大会となった今回、国内囲碁大会では初めて無差別のスイス方式によるトーナメント戦を実施。烏山久夫七段が、ワン・セン・フェン七段、村尾義久七段をおさえ優勝し、チャンピオンに輝いた。
 大会後、夕食会がひらかれ、ラーモスから持参された特産日本梨を味わいながら、各対局を振り返るなど盛り上がった。
 各棋戦の成績は以下の通り。(敬称略)
 【無差別戦】1位=烏山久夫七段、2位=ワン・セン・フェン七段、3位=村尾義久七段、4位=ロナルド・マタヨシ五段、【二―四段戦】1位=シンジ・シマダ三段、2位=岡野修平四段、3位=吉田国夫二段、4位=古田川英雄四段、5位=橋本週二四段、【初段―級位者戦】1位=斉藤一夫初段、2位=ジョルジ・グンジ四級、3位=小川重信初段