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ニッケイ新聞 2010年4月27日付け

 前回の文協評議員会で一部幹部が反対意見を無視する形で強行採決した「美空ひばりフィルムコンサート」。関係者4人のアゴアシ代20万レアルを集めると鼻息が荒かったが、結局無理だったのは承知の通り。今回の評議員会で「フィルムだけを無料貸与してもらうことになった」との報告があったが、某評議員からは、「最初からそうすればよかったではないか。無責任すぎる」と当然の批判の声が。釈明に回った山下譲二理事会副会長の隣で、ダンマリをきめこむ同コンサートの実行委員長だった頃末アンドレ氏。言うは易く、行うは難し。
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 オザスコ運動会の案内に来社した大瀧多喜夫同文協財務理事によれば、当日の会場には同理事が「日本から担いできた」という何十もの鯉のぼりが宙を舞い、気分を盛り上げるという。さらに同運動会では一日がかりで会場の設営を行うが、それを閉会後40分ほどで片付けてしまう早業も見ものだそう。今年46回目。長年積み上げられてきた経験、団結力も楽しみに。
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 日本相撲協会は26日、東京・国技館で9日から始まる大相撲5月場所の番付を発表した。友綱部屋のブラジル出身2力士のうち、魁聖は前場所の幕下西五枚目から東の二枚目へ。もう一人の魁心は前場所の三段目西九枚目から幕下西四十九枚目へ上昇。