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市立図書館不在の町21%=娯楽としての読書は少数
ニッケイ新聞 2010年5月4日付け
09年実施の実態調査によると、全国の21%の市は市立図書館がないか閉鎖中で、来館は宿題をするためが65%、読書のためは8%のみと1日付伯字紙が報じた。図書館建設計画のない市が8%で、12%は建設、1%は再開を検討中。視聴覚教材のない図書館も25%あり、インターネットが使える図書館は29%のみという。
利用回数や利用目的などは地域差があり、夜も開く図書館が46%ある北東伯では、図書館利用回数も、全国平均の1・9回を上回る2・6回。
蔵書数が最も多いのは南東伯で、36%の図書館が1万冊以上の蔵書を所有。情報処理が最も進んでいるのは南伯で、インターネットの使える図書館が45%ある。
利用者最多図書館はサンパウロ市のモンテイロ・ロバート図書館で、1日平均240人、通年で7万3千人以上が利用。
視覚障害者用設備を有する図書館は全国平均の9%を上回る15%、娯楽のための利用も22%と好成績のサンパウロ市も、10万人当たりの図書館数は全国平均の2・67以下の1・62に止まった。