ニッケイ新聞 2010年5月8日付け
【静岡新聞】「シズオカ・サンバカーニバル」(同実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が3日、静岡市葵区の中心街で始まった。4日まで。サンバのリズムが響き、見学に訪れた市民を魅了した。
11回目の今年は県民で構成する「エスコーラ・ジ・サンバ・ハママツ」「ブロコ・シズオカ」の2チームが出演。華やかな衣装を身に着けたダンサーが情熱的なダンスを繰り広げ、札の辻交差点を埋め尽くした市民を盛り上げた。
青葉公園など3カ所では、スタッフがブラジル人の失業者家族を支援する募金活動を行った。久保耕介実行委員長(静岡市葵区)は「カーニバルが10年以上続いているのはブラジル人の支援のおかげ。浜松を中心に不況で苦しんでいるから、恩返ししたい」と話した。