ニッケイ新聞 2010年5月11日付け
【パラー州ベレン発】5月1日午後9時より、汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)主催の第3回ミス・日系コンテストが、同協会じんない神内講堂に在ベレン吉田ひとし仁副領事、岩下ジョージ バンコ・レアル商業・渉外担当理事、神園よしお良生パラー商工会議所副会頭等来賓を迎え開催された。
コンテストには9人の候補者が参加した。ジョー平田歌手、日伯協会専属太鼓チーム・コドン、クラーラ・ピント・ダンス社中が友情出演し、ケンジ・ヤマイ(サンパウロ出身)、アデライデさん(ベレン出身)両名の司会で、出場者の応援団と一般参加者約600人の熱気で、会場は盛り上がった。
2010年度ミス・日系には、アリーネ・ミネヨ・ペレイラさん、第1プリンセーザはタイアーネ・ユカリ・ヤマダさん、第2プリンセ―ザはカリーナ・カンポス・サトウさん、ミス・シンパチアにはタイアーナ・ローペス・ゴンサルヴェス・タナカさんがそれぞれ選ばれた。
9人のパレードは勿論、友情出演者と会場を盛り上げ、沸かせたのは前記2人の名司会によるもので、どういうイベントが企画されているのか不案内の観客も両名の司会ぶりに引き込まれてしまった。
若いリーダー(理事)が台頭し、全てを企画して開催にこぎつけた今回のミス・日系コンテストは、開始時間が1時間も遅れるなど、「全てがゼイチニョ・ブラジレイロ」方式だったが、終わりよければすべて良し。若い世代の今後の活躍を期待してやまない。(下小薗昭仁通信員)