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ブラジルも選抜メンバー発表=ドゥンガらしい手堅い陣容

ニッケイ新聞 2010年5月12日付け

 6月から南アフリカで開催されるサッカーW杯で、6度目の優勝を目指すブラジル選抜チームのドゥンガ監督が11日午後1時、出場選手23人の名前を発表した。
 10日に意外な名も出る可能性ありと示唆した同監督。その言葉に、急速に頭角を現したサントスFCのネイマールやガンソらの若手出場への期待も高まったが、発表リストにネイマールらの名はなかった。
 同監督の指揮の下では1度しか戦った事のないグラフィッチやクレベルソンが入った一方、〃帝王〃の異名を持つアドリアノが外された事が驚きといえば驚き。
 街角のバールなどで結果を聞いた人達からは、賛否両論が飛び交った人選だが、報道陣に結果を知らされたガンソは沈黙を守る一方、ネイマールは悔しさをかみ殺すようにドリブルを開始。アドリアノを置いて選ばれたグラフィッチは、嬉しさに泣き出したともいう。
 本来ならこの時期は30人まで登録可能だが、ドゥンガ監督は最初から最終メンバー23人のみを発表する意向も示していた。11日に発表された選手23人は、
▼フォワード=ルイス・ファビアノ、ロビーニョ、ニルマール、グラフィッチ
▼メイア・カンポ=カカー、エラノ、ジュリオ・バチスタ、クレベルソン、ジルベルト・シウヴァ、ジョズエ、ラミーレス、フェリッペ・メロ
▼ラテラル=マイコン、ダニエウ・アウヴェス、ジルベルト、ミシェル・バストス
▼ザゲイロ=ルシオ、ルイゾン、フアン、チアゴ・シウヴァ
▼ゴレイロ=ジュリオ・セーザル、ドニ、ゴメス