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地デジ日伯方式=アフリカ進出向け始動
ニッケイ新聞 2010年5月12日付け
12日、アンゴラの首都ルアンダでコミュニケーション分野に関するアフリカ諸国11カ国首脳会議が開催されるにあたり、ブラジルが売り込む地上デジタルテレビ放送規格の日本ブラジル方式も、本格的な協議段階に入ると想定される。8日付エスタード紙が報じた。
アフリカ諸国はヨーロッパ方式採用を再検討する意向を示しており、首脳会議では南アフリカ共和国が各国政府に日伯、米方式の導入試験を呼びかける予定。
官房庁のアンドレ・バルボーザ補佐官によれば、南アフリカ共和国のほかポルトガル語圏のアンゴラ、モザンビークはすでに日伯方式への関心を高めているという。
ブラジルと日本側は、ラ米諸国の日伯方式締結に対して行ったように、社会開発銀行の60万米ドルの出資といった視聴覚研究所の建設や公共テレビ放送の導入、技術移転、コンバーター生産ラインの設置への支援を提示する姿勢だ。
バルボーザ補佐官は「このアフリカ3カ国の採用だけでも1億8200万人の利用者獲得となる」と強調。採用基準となるコンバーターの価格に関しても、現在の約100米ドルから40米ドルへの引き下げを産業開発省と検討する見通し。
そのほか、伯政府はインドの日伯方式採用にも力を注いでいる。