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大サンパウロ市圏商品倉庫で火災=付近の住民にも退避命令

ニッケイ新聞 2010年5月14日付け

 大サンパウロ市圏グアルーリョス市で12日夕刻、大型小売店ポント・フリオの商品倉庫の火災が発生し、付近の住民にも一時退避命令が出たと13日付伯字紙が報じた。
 16時過ぎに発生した火災は、13日未明に完全鎮火。ガスボンベ2本を隔離し、管理部門への延焼は食い止めたとはいえ、3万1千平方メートルの倉庫の商品を焼き尽くした火は高々と燃え上がり、有害物質も含んだ煙が付近に広がった。
 このため、同店従業員130人のほか、周辺のコンドミニアム住民など160余りの家族に、煙がおさまるまでの一時退避命令が出た。付近を通るヅットラ街道を走行する車には影響はなかったという。
 火災原因や損失額は不明だが、同店は、他の倉庫の在庫があるから、顧客への商品引渡しには支障はないと保証した。

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