ニッケイ新聞 2010年5月15日付け
ブラジル熊本県文化交流協会(小山田祥雄会長)は来年、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通にあわせた慶祝訪問旅行を企画、参加を呼びかけている。
日時は未定だが、訪問団は3月末から4月はじめごろに実施される式典にあわせて熊本を訪問。式典出席のほか、熊本滞在中は県知事や天草市などを訪問し、その後は自由行動となる予定。
県人会の同慶祝使節団実行委員長を務める赤木数成さん(同会書記)と小山田会長によれば、現在すでに70人の申し込みがあり、「最低でも100人を目標にしたい」と赤木委員長。両氏は先月熊本県を訪れ、知事、議長、関係市長や大学関係者などから歓迎の言葉があったという。
07年の熊本城築城400年祭の折にはブラジルから80人が訪問、08年の移民百周年、県人会50周年式典では母県から140人もの慶祝団がブラジルを訪れている。赤木委員長は、「近年盛んになっている交流を絶やさないようにしたい」と意気込みを語り、旅行への参加を呼びかけた。
旅行の申し込み、問い合わせは熊本県人会(11・5084・1338)まで。