ニッケイ新聞 2010年5月19日付け
平和資料館の落成式にあわせ、ラーモス移住地では、大豆などを使った健康料理を考案、国外でも講演を行う栄養士・宮坂数子さんの講演会・料理教室もあった。ブラジルは世界第2位の大豆輸出国だが、国内での消費が少ないとか。紹介されたのは、オカラを使ったコロッケ、ファロッファ、ストロガノフなど。「大豆は本当に体に良い。何にでも入れてみて下さい」と数子さん。最近コレステロールが気になる方はお試しあれ。
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今年に入って日本からの企業関係者の来社が増えた。停滞する欧米ではなく、発展するBRICsの一角ブラジルに進出しようという動きは確実に高まっている。ところが会議所関係者によれば「進出企業は増えていますよ」とは認めるものの、なぜか「会員企業はそれほど増えてません」とのこと。系列が明確な部品メーカーなどは面識を広げる必要を感じず、工場が地方に立地している会社は昼食会に参加するのが大変だとか。もっとも、それでも会員を増やすのが、平田事務局長の豪腕の見せ所か。