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年金調整は大統領の手に=上院も7・7%案を承認
ニッケイ新聞 2010年5月21日付け
【既報関連】年金の7・72%調整案が19日上院本会議でも承認され、本調整には大統領裁可を待つのみと20日付伯字紙が報じた。
4日の下院本会議が政府側の7%調整案を否定し、7・72%に上方修正した事は6日付本紙既報だが、約100人の年金生活者が押しかけた19日の上院本会議での同案は、5分もかけずに承認されたという。
今回上程されていた年金関連法案には、あまりにも早い時期からの年金受給を防ぎ、受給開始時期まで働く労働者の権利を守るなどの目的で導入された規定の廃棄も含まれているが、規定廃棄についての大統領裁可はないと見られている。
規定廃棄も含んだ状態のままなら、同法案承認で生じる政府負担は、今年だけで18億レアル、来年以降の負担については56億レアル増えるものと見込まれている。