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ニッケイ新聞 2010年5月21日付け

 「日系団体と教育局が一緒に仕事するのは始めてのこと」―。日本文化教育プログラム『VIVA・JAPAO』を成功させ、このたび平和教育『平和灯ろう流し』を計画した日野寛幸さんは嬉しそう。共に来社した小川彰夫、山村敏明両氏は「かつて公立校は私立校よりもレベルが高かったが、現在は逆転した。我々も通った公立校で素晴らしい教育が受けられるよう協力したい」との恩返しの気持ちも。
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 「タオルの町」大阪府泉佐野市で先日開かれた、絵手紙コンクールで入賞した大塚、山本さん、講師の石井さんの話を聞いた。新米記者として、客観的な記事を書くことを心掛けているだけに、抽象的かつ解釈の自由な絵手紙に魅力を感じた。編集部のトイレにも絵と文が入ったカレンダーがあり、それを眺め、色々考えるのがコラム子の安息のひと時。来伯して数カ月だが日本の家族に絵手紙を書きたくなった。
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 私事で恐縮だが、コラム子の初取材は、サ紙の松本記者が講師を務めた本日本面掲載の『人文研 今昔物語』。コロニアに関して無知無学のコラム子にも、とても分りやすく、研修を受けた気分になった。鈴木正威所長の計らいで参加者の前で抱負を含めたあいさつをさせてもらい、恐縮しながら参加した夕食会では興味深い話が聞くことができた。記事化には苦労したが、日本から来たばかりのに若輩者に勉強させてくれる関係者に感謝することしきり。