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東西南北

ニッケイ新聞 2010年5月22日付け

 リベルタドーレス杯の準々決勝は全て終り、準決勝は、サンパウロ対インテルナシオナルと、チリのウニヴェルシダーデ対メキシコのシーヴァスの対戦に。インテルナシオナルは0対2に追い込まれ、あわやの試合だったが、終了間際に1点。第1戦の貯金とあわせて準決勝進出を決めた。対ウニヴェルシダーデ戦第2戦を2対1で制したフラメンゴは、第1戦の2対3での敗戦が響き敗退した。いずれにせよ、決勝にブラジルチームが進出する事になったが、出来るならブラジル同士の決勝を見たかった。同杯準決勝やブラジル杯決勝は、W杯後の7月28日から。
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 新型インフルエンザの予防接種の公式日程は21日までだったが、保健省は同日午後、これまでのキャンペーン対象者全てに対し、6月2日までの接種期間延長を発表。妊婦と30~39歳の人の場合、目標の7200万人に対し5700万人のみ接種など、いくつかの年齢層で80%の接種目標に達しなかったためで、今回は2~5歳の子供も接種対象となる。2歳未満の子供と慢性疾患患者として接種を受けた9歳までの子供は、第1回目の接種から30日後に再接種も必要だ。高齢者への季節風邪予防接種も2日まで延長された。
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 21日付本紙に、ブラジルの税負担の重さが国際的な競争力をそぐと書いた途端、ブラジルの労働者は来週の28日まで働いた給料分を税金支払のために費やすとの記事。1970年代の税金支払分の労働日数は76日だった事を考えれば、現在の平均148日はまさに2倍。月収3千レアル以下なら21日までの141日、3千~1万レアルなら6月6日までの157日、それ以上なら6月1日までの152日で、低所得ほど税が重いとの通説に少し変化が生じている。