ニッケイ新聞 2010年5月27日付け
10月の連邦選挙に、州都クリチーバ市議会のPSDB市議が2人以上出馬すれば、第2補欠だった山脇譲二氏(元市議、現クリチーバ文協会長)が市議に繰り上げとなる。議席党派割り当て制度により、大政党に所属する候補ほど大量得票しても当選できない。2年前の地方選挙の際、同市の38市議中、10人は山脇氏より得票数が少なく、中には半分で当選した議員も。もし繰り上げになれば文協会長、クリチーバ盛和塾代表世話人に加え、さぞや大忙しに。
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北海道協会(木下利雄会長)月報5月号によれば、8月1日に現地支部と共催で「バストス北海道祭り」を行うという。今月30日にサンパウロ市の同会館で行われる北海道祭りと同様、日本産の焼きニシンに加え、イカ、サーモン、リンゴなども用意して盛大に開催するとか。このような地方支部と共催で、郷土色をだした出張イベントをやるというアイデアは素晴らしい。各県人会が支部と共同でやっていけば、支部との交流と、支部の活動費支援の一石二鳥だ。本部は大変だろうが、このような取り組みはさらに期待したいところ。