ニッケイ新聞 2010年6月1日付け
曹洞宗2010年度梅花流詠讃歌特派講習会が5月末から19日まで、サンパウロ州、パラナ州、ペルーで開かれる。講師を務める渡辺隆良特派師範(53、山形県・薬師寺住職、)が案内に来社した。
詠讃歌とはお経を分りやすい言葉づかいにし、メロディーにのせて歌うもの。日本語の読めない人でも簡単に習う事が出来る。
渡辺氏は12年ほど前から特派となり、日本各地で講習会を行っている。「歌詞の意味を理解するのは頭、歌のメロディーは心で感じる。頭と心で『何故生きるの』『何故死ぬの』を一緒に考え、それを明らかにしましょう」と参加を呼びかけた。
宗派を問わず見学、体験を歓迎している。日程は次の通り。1日午前10時=モジ禅源寺、3、4日午前10時=イタペチニンガ文協、6日午前10時=ポンペイア文協、7日午前10時=ラビーニャ文協、9、10日午前9時=パラナ州ローランジャ仏心寺、14、15日午前10時=サンパウロ市南米別院仏心寺、17~19日午後4時=ペルー国リマ市参禅道場。問い合わせは仏心寺の越賀さん(11・3208・4515)まで。