ニッケイ新聞 2010年6月2日付け
コチア青年連絡協議会(新留静会長)はコチア青年移住55周年記念事業の一環として、『コチア青年移民3世訪日研修旅行』の実施を決定した。新留会長、永山八郎実行委員長が来社し、参加者の呼びかけを行った。
上は大学生ほどの年齢になるコチア青年3世の研修旅行は、今回が初めて。日本滞在中は、参加者の親族、友人宅で9日間のホームステイ、先祖への挨拶の後、広島、宮島、大阪、京都、奈良、東京各所の見学を行う。日程は12月27日から1月17日まで。日本で新年を迎える。
東京御所訪問に関しては永山実行委員長が4月に訪日し、サンパウロ総領事館、日本ブラジル中央協会等を通じ、外務省から宮内庁に依頼しているところだという。永山委員長は「研修中、最も意義のある東京御所訪問が叶う事を信じている。孫たちに大きな夢を持たせたい」と思いを語った。
応募締め切りは今月30日。12歳以上のコチア青年3世が対象で、定員は30人まで。
詳細、申込みは同協議会事務所(11・3031・1123)または永山委員長(11・3167・3749、9658・2647)まで。