ニッケイ新聞 2010年6月2日付け
ブラジル愛知県人会は『第18回愛知県人会コンサート』を5日午後4時から、リベルダーデの同会館サロン(R. Santa Luzia, 74)で行う。サンパウロ・フィルハーモニー(山川健一代表)が共催。同会の豊田瑠美会長、羽田宗義名誉会長、山川代表が本紙を訪れ来場を呼びかけた。
コンサートは約1時間半。名古屋市から寄贈された同会自慢の河合のグランドピアノを使って、サンパウロ州の著名なピアニスト12人が連弾で日本の歌など全6曲を披露する。このほか、あしぶえ合唱団約30人が「みかんの花咲く丘」など4曲を歌う。
連弾は2人の演奏者が一つのピアノを同時に演奏すること。山川代表は「一つのピアノでオーケストラのような迫力ある音が聞ける」と話す。豊田会長は「クラシックを聞く機会は少ないので、ぜひ来場を」と呼びかけた。
入場無料だが、来場者に保存の効く食料品1キロの持参を呼びかけている。集まった食料品は憩の園に寄付される。問い合わせは愛知県人会(11・3241・2682)まで。