ニッケイ新聞 2010年6月3日付け
アチバイア文協日本語学校(青山明政校長)は4月3日に開校10周年を迎えたことを記念して、同月17日に記念式典を開催した。
JICA、国際交流基金、ブラジル日本語センター、聖北西地区の文協関係者、アチバイアの副市長、歴代の同校教師もクリチバ、サンパウロから参加し、関係者約150人で節目の年を祝った。
当日は、同校生徒による劇の披露、同文協によるコーラス、太鼓、ハーモニカの演奏が会場を盛り上げた。
また、功労者として故地坂満夫さん、開校当初から同校に通う唯一の生徒、新川高志君(開校当時5歳)などへの表彰式もあった。
式典後は親睦会が開かれ、にぎやかに終了。同校関係者は「とても楽しい記念式典でした」と語った。
同校では10周年を記念して、生徒と教職員が絵とタイムカプセルを共同制作した。また、現在記念誌の作成が進められており、生徒の寄せ書きや、年ごとの生徒数、教師数、年間行事の写真などが掲載される予定だ。