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援協=40歳以上の男性はぜひ=泌尿器科チェックアップ=7日から

ニッケイ新聞 2010年6月5日付け

 サンパウロ日伯援護協会リベルダーデ医療センター(援協総合診療所)は6月の専門科特別検診として、7日から7月8日まで泌尿器科のチェックアップを実施する。泌尿器科の坂野アキオ医師、同診療所の鍬野いづみ部長、坂和三郎援協副会長が案内に訪れた。
 対象となるのは40歳から70歳までの男性。坂野医師、小賀オズワルド医師による診察、触診(前立腺)のほか、前立腺の超音波・血液・尿検査、P.S.A.、クレアチニン、尿素など8種目で腎臓、尿路、前立腺を検査する。診察から検診結果説明、指導は両医師が行なう。
 料金は特別料金として411・25レアル(通常782・25レ)。組織検査など追加検査がある場合も割引料金で受け付ける。
 鍬野部長によれば、昨年は60人が受診した。「40歳以上の人は年に1度の受診を」と話す。
 40歳以後は前立腺の肥大やガンの頻度が高まるが、前立腺ガンの発病初期は自覚症状がなく、特に家族の誰かにガン病歴がある人に検診を進めている。坂野医師は「早期に発見できれば治療できます」と促した。
 診療所住所はR.Fagundes,121。予約、問い合わせは同診療所(11・3274・6500)まで。