ルーラ大統領が年金調整案裁可

ニッケイ新聞　２０１０年６月１６日付け

　ルーラ大統領が１５日、最低賃金１つ以上の年金受給者に対する７・７％調整案を裁可した。
　同調整案は大統領自身が決めた期限ぎりぎりに裁可されたもの。ギド・マンテガ財相によれば、同調整案裁可によって生じる経費増加分は、投資以外の部分での経費削減によって埋め合わせる事になるという。年金受給までの労働年数などに関する規定廃止に関する部分は裁可されなかった。