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旅行カバンの中に新生児=引き取りたいと地区住民

ニッケイ新聞 2010年6月18日付け

 リオ州ニテロイで16日朝、民家の塀にぶら下げられた旅行カバンの中から子供の泣き声。通りがかりの男性が気付き、生後間もない男児を見つけて警察に通報するという事件が起きた。
 カバンがぶら下げられていたのは鉄製の塀で、カバンの中の男児を最初に見たのはカバンが置かれた道に住む主婦のマリア・ダ・ペーニャさん。男児を病院に連れて行った警官達も心動かされ、17日付G1サイトには「この子が無事に生き延び、幸福な家庭で暮せるように」との警官の願いも書かれている。
 男児を最初に見たマリアさんは、本当の親が現れなければ自分が引き取りたいとの意思表示もしており、退院後に養子縁組の手続き開始となる可能性が強い。
 子供が生まれても条件が整わず育てる事が出来ない場合、子供を捨てれば6カ月~3年の刑を伴う犯罪となるが、養育権放棄の旨を産院や司法当局に申し出て養子縁組を依頼すれば、子供の命を危険にさらす事もなく、犯罪者として扱われる事もないという。

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