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東西南北

ニッケイ新聞 2010年6月19日付け

 18日のW杯第1試合のドイツ対セルビア戦は0対1でセルビアが勝った。ブラジルのロナウドが持つW杯15得点の記録を破るとの期待もかかるドイツのクローゼが2度のイエローカードで退場となったのが大きく響いた様だ。第2試合の米国とスロベニアは2対2の引分け。第3試合の英国とアルジェリアも0対0の引分けで終った。
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 007シリーズに「007は2度死ぬ」というタイトルのものがあったが、アラゴアス州マセイオで、60歳の女性が26時間の内に2度死ぬという事件が起きた。脳血管障害で入院した女性は16日未明に呼吸が止まり、死亡宣告後に遺体安置所に移された。ところが2時間後に息を吹き返し再び入院患者として扱われたが、17日未明に再び呼吸が停止し死亡宣告。死亡後24時間以上経って埋葬しても墓の中で生き返ったという例もあるにはあるが…。
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 一方、サンパウロ州カンポ・リンポ・パウリスタで起きたのは、17歳妊婦が帝王切開手術を受けたが、開腹後に担当医が想像妊娠で胎児はいなかったと宣言したという事件。妊婦は周産期医療もきちんと受けており、超音波検査では性別や胎児の体重まで告げられていた。医師の誤診か、それとも何らかの犯罪が絡むのかは不明だが、双子を妊娠していたはずなのに、出産時に一人だけだったといわれ、納得出来ないと訴えた女性の例など、医療の世界の不思議が続く。
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 サンパウロ市セントロを舞台にした映画の1つ「エンサイオ・ソーブレ・ア・セゲイラ」の原作者でノーベル文学賞作家のジョゼ・サラマゴ氏が18日にカナリア諸島のランザロッテで死亡した。享年87歳。遺体は母国ポルトガルに運ばれリスボンで火葬に伏される予定。