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郵便局=議論される外注委託制度=11月までに新契約の競売実施
ニッケイ新聞 2010年7月9日付け
競売を行わずに契約を行っていたことから1990年代より議論の的とされてきた郵便公社のフランチャイズ(外注委託)制度だが、TCU(連邦会計検査院)は同公社が11月までに競売を実施することを承認した。7、8日付エスタード紙が報じた。
郵便局の外注委託の契約期間は原則5年だが、今まで3期にわたり競売不履行のまま契約更新が行われており、郵便公社はTCUや検察庁から競売の実施を要求され、契約の破棄の話も挙がっていた。
ブラジリア地裁から出されていた2009年6月12日までという競売実施期限は、今年の11月10日までに延長された。今回の競売では、新たな事業所は含まれておらず、従来からあるフランチャイズの事業所が対象となっている。
全伯にある1万2644局の郵便局のうち、フランチャイズ郵便局は1466局。これらの郵便局は約5千人の従業員で運営されており、計2万件の雇用を生み出しているとされる。
11月の競売で新たに結ばれる契約では、フランチャイズ局への報酬を、2008年に定めた入札規定にある契約期間中29%から5%へ年毎に減額との条件を、現行の40%から10%への減額との条件との折衷案とする可能性も検討されている。