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「日本の心、伝えたい」=演歌歌手原田悠里さんが来伯=18日文協公演、17日日本祭りでも

ニッケイ新聞 2010年7月14日付け

 今月18日午後に文協大講堂で公演を行う演歌歌手、原田悠里さん(北島音楽事務所)が12日来伯、援協福祉センターを表敬訪問、記者会見も行った。
 原田さんは「木曽路の女」「津軽の花」などのヒット曲を持ち、紅白歌合戦に3回出場、日本レコード大賞では最優秀作品賞2回、金賞4回を受賞している。「古都旅情」(小椋佳作詞、尾崎和行作曲)は平城遷都1300年応援ソング。
 森口会長は「原田さんの師匠、北島三郎さんには、日伯友好病院建設協力チャリティーコンサートなどでコロニアを応援してもらった。是非、病院を見てもらい、帰国後に(北島さんに)様子を伝えて欲しい」と話し、公演の成功を祈った。
 艶やかな着物姿の原田さんは、「ブラジルには一度来てみたかった。移住されて苦労された方のご苦労を思うと切ない。二、三世の皆様に日本の心を舞台から伝えられれば」と公演への思いを語った。
 続けて、北島さんから贈られた寄付金と、原田さんの出身である熊本・天草産の焼酎が森口会長に手渡された。
 原田さんはリオ、イグアスーの滝の観光後、17日午後1時35分から県連主催「日本祭り」のステージにも立つ。
 「原田悠里ブラジル公演」は、18日午後3時(開場2時)から、ブラジル日本文化福祉協会(R. Sao Joaquim, 381)で開催される。
 協力券は、明石屋、日本品、新寿し、スキヤキサウーデ、文協、ニッケイ新聞、サンパウロ新聞、ニッポンセンター、トミビデオ、らーめん和、 JAPAN HOUSEで販売中。
 詳しくは藤瀬圭子プロダクション(11・3207・6626)まで。