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ミナス州サンゴタルド=ソフトボール大会で笑顔=10チームが熱戦繰り広げ

ニッケイ新聞 2010年7月16日付け

 ミナス・ジェライス州サンゴタルド市で3、4日の両日、『第3回友好ソフトボール大会』(主催・サンゴタルド文化体育援護協会=追田明会長)が開かれた。
 地元3チームに加え、ブラジリア、ウベランジャ、カルモ・ド・パラナイーバ、ベロオリゾンテ、イパチンガからの計10チームが参加した。
 地元サンゴタルドのエジソン・セザリオ市長による始球式で開幕し、熱戦を繰り広げた。
 前日まで吹きすさんでいた寒風も当日は止み、応援する関係者ら600人がマウンドに黄色い声援を送っていた。
 優勝したのはカルモ・ド・パラナイーバ。同地日本人会の会員は、10数家族と少ない。補欠選手もいない同チームのコーチは下坂剛氏。
 長年、「人を育てる」ことをモットーに、年齢もまちまちの青少年を集め指導をしてきた。昨年の手術で療養中だが、病身の身をおして駆けつけ、ベンチで応援。喜びも一入の様子だった。
 サンゴタルド文協婦人部の手作りの昼食もふるまわれ、試合終了後にはシュラスコに舌鼓を打ちながら、お互いの健闘を称え合っていた。
 試合の結果は次の通り。【優勝】カルモ・デ・パラナイーバ、【2位】サンドタルド・アズール、【3位】サンゴタルド・ベルデ。
(サンゴタルド在住・田中義文さん通信)