ニッケイ新聞 2010年7月20日付け
第32回サンパウロ仙台七夕祭りが24、25両日、リベルダーデ広場を中心に開催される。宮城県人会とACAL(リベルダーデ文化援護協会)が主催。鈴木運蔵実行委員長、中沢宏一宮城会長、ACALの福井ニルトン、藤本徹也両氏が案内に来社した。
同祭りは例年7月の上旬に開催されているが、今年はサッカーW杯があった関係で下旬の開催となった。
今年は宮城県人会ほか、学校生徒や他団体が作った七夕飾り約70本が、広場からエスツダンテス、ガルボン・ブエノ街を彩る。
24日午後2時からガルボン街の大鳥居、日本庭園で開会神事。3時ごろから広場で丹下セツコ太鼓会、花柳流金龍会、リベイロン・ピーレス民舞、阿波踊りのレプレーザ連、ACALの炭坑節など各団体による踊りが披露される。来賓あいさつは午後3時40分ごろ。二日目は正午から、日本芸能のほかファッションショーやバンド演奏、コスプレショーなどもある。両日でのべ600人が出演する予定。
今年も大阪橋の上には日本食などの屋台が出店。広場のそばで、七夕の俳句や短歌、ハイカイなどを受け付けるほか、24日午前中は日本語センターによる写生会などもある。(授賞式は30日に宮城県人会で)
中沢会長は、「今年はコッパのため開催が遅れたが、ぜひ多くの人に来てほしい」と呼びかけた。