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マノ監督選抜チーム発表=大改革で若手選手10人起用

ニッケイ新聞 2010年7月28日付け

 新たに代表監督となったマノ・メネーゼス氏が、8月10日に行われる親善試合(対米国戦)に向けたブラジル代表メンバーを26日に正式発表。南アW杯チームからは大きなメンバーの入れ替えが行われたと、27日付伯字紙が報じた。
 南アW杯の選抜チームには期待されていながら惜しくも漏れたアンドレ(19)、ネイマール(18)、ガンソ(20)らの名前が挙がった一方、南アW杯チームから残ったメンバーは、ロビーニョ、ダニエル・アルヴェス、ラミレス、チアゴ・シルバのたったの4人となった。
 経験の多い選手を集めたドゥンガ前監督とは対照的に、若手選手に活躍のチャンスを与えようとするマノ監督は、アンドレ、ネイマールらを含めた有望な若手選手を10人起用。
 そのうちの4人の選手は、マンチェスター・ユナイテッドなどから選ばれた広く名前の知られていなかった選手で、リストが読み上げられる中、メディア関係者らはその名前を調べていたという。選手らの平均年齢は、南アW杯の29・3歳から23歳へと格段と若いものになった。
 マノ監督は、今回の若いメンバー構成について「若くても少しずつコンディションは変化していく。現在チームに参加できる状態にあるかを考慮し、チャンスを与えたい」とコメントしている。
 召集がかかり喜びに咽ぶ若手選手らは、それぞれ、インターネット上で感謝の気持ちを公表している。