ニッケイ新聞 2010年7月28日付け
14歳の少女が携帯電話のメール1通で強盗を防いだことが話題にのぼっている。強盗事件は、24日夜サンパウロ大都市圏のオザスコで発生。2人の強盗は銃で家族らを脅迫。少女が洋服のポケットに忍ばせた携帯には気が付いていなかった。犯人が他の人質に気を取られている隙に、少女は従姉妹に助けを求めるSOSメールを送信。従姉妹の通報ですぐさま駆けつけた警官により強盗は現行犯逮捕となった。携帯から発せられる光でメールを打つ少女に気がついた父親は、焦って布団を放って犯人から隠したとか。少女の勇気ある行動が家族らを救ったようだ。
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スポーツといえばサッカーと考えやすいブラジルだが、25日に行われたワールドリーグ決勝戦で9回目の優勝を果たした男子バレーボールも、ブラジル選手の活躍する種目の一つ。1990年のイタリア優勝から始まった同大会では、2001年以降、米国とロシアが各1度優勝した以外は、全てブラジル優勝という独壇場。女子代表ワールドグランプリ8回優勝の実績を持つ強豪国だ。
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足や腕の付け根、膝、肘用の人工関節は運動量が多く、磨耗したら交換する必要があるが、最近はプラスチック製の物に比べより耐久度の高い材質の人工関節利用が増えているという。骨肉種や軟骨が磨り減ってなど、人工関節移植に至る理由は様々だが、磨耗による動きの低下や交換手術が悩みの種である事は全利用者共通。年1200件という人工関節移植手術の3割を占め、利用増加傾向にあるのは陶器や金属製の物だが、耐久性や人体への影響についてはまだまだ観察が必要。この分野も技術の進歩が著しいが、体内に入れるものだけに材質選定には厳密な基準も要求される。