ニッケイ新聞 2010年7月31日付け
広島・長崎の被爆者慰霊を目的とした「平和灯ろう流し」を7日、レジストロ市で実施するにあたり、主催者団体である広島県人会の大西博巳会長、平崎靖之理事、長崎県人会の川添博会長が29日来社し、多くの参加を呼びかけた。
聖南西文化体育連盟、リベイラ沿岸日系団体連合会、広島、長崎県人会、ブラジル被爆者平和協会、レジストロ日伯文化協会、インスチトゥット・イカロの共催。サンパウロ州教育局の後援。
午後4時から始まり、レジストロ市長、広島、長崎両県知事のあいさつ、広島から運ばれる水が献水され、ミサが執り行われる。地元公立校の生徒ら約600人によるコーラスもあり、午後7時から300基の灯ろうが上流から流される。約1千人の参加が見込まれている。
大西会長らは、「世界中で様々な紛争の起きている今、ブラジルで子供たちに平和の大事さを教え、考えるのは意義あること」と話している。