ニッケイ新聞 2010年7月31日付け
25日に開催されたブラジルYOSAKOIソーラン・フェスティバルで、無限チームはパラナ州パラナバイから2度目の出場を果たした。「明けの明星」というタイトルのもと、メンバーの1人が歌うソーラン節に合わせ、夜明けを迎える漁の場面を力強く表現。コーディネーター兼振付師の矢沢エリキさん(22、三世)は「遠くから大会に出場できることが、僕らにはすでに1つの勝利です」と熱い思いを語っていたが、今年は成人の部2位という嬉しい結果に。感涙に咽ぶメンバーらの姿は、来場者にも大きな感動をもたらしたよう。
◎
広島、長崎両県人会が初めて合同の原爆慰霊祭をレジストロで行う。昨年は長崎が参加せず、6日の広島原爆投下日に合わせたが、今回は間を取り、7日の開催となった。例年、両県人会が実施している法要は変更なく行われる。広島県人会は西本願寺(R. Changua, 108)で6日午前8時から、長崎県人会はサンゴンサーロ教会(Praca Joao Mendes)で9日午前11時から。
◎
最終工期に入り、来年末には修復が完了する予定のカザロン・ド・シャー。学術模型作りを行う米田誠士さんは、医療器具関係の製作会社に勤務する傍ら、定年後の今まで30年以上模型作りの腕を磨き、その魅力を伝える。学術模型等を紹介するネット美術館(日本の建築「模型館」)も開設している。アドレスは、www.age.ai/~craftman/