ニッケイ新聞 2010年8月5日付け
佐賀県人会の移住百年、創立55周年式典で来伯した坂井浩毅副知事は、現会館が建設された81年当時、県職員として母県側で建設事業に携わっていたそうだ。式典の前には留守茂幸議長とともに、ヒマラヤ桜の苗を会館入り口前に植樹。入り口のもう一方には5年前に古川康知事が植えたイッペーの木が大きく成長していた。坂井副知事は式典あいさつで、「今回実際に会館を訪れ、皆が集う場所になっていることが分かり、感激している」と感無量の様子だった。
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アマゾン釣行を豪奢な文体で描いた作家の故開高健の名著『オーパ!』の直筆原稿版が今年の生誕80年を記念し、発行された。万年筆で書かれた自筆原稿265枚から息遣いが伝わる迫力だとか。水先案内人となった醍醐麻沙夫さんによれば、取材メモをほとんど取らないというが、恐るべき記憶力というべきか、原稿では推敲された様子はあまりないよう。
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停車駅の駅名が聞き取れないのは自分だけではない? とポ語習得中の記者もほっとした。サンパウロ市地下鉄公社が、車内放送を行う運転士を対象に発音講座を行っているという。発音しづらい駅名は、アニャンガバウー(Anhangabau)やアルメニア(Armenia)などで、気を付けないとGを抜かしてアニャニャバウー(Anhanhabau)、Rを飛ばしアメニア(Amenia)と言い間違えてしまうとか。サンパウロ市地下鉄は、日本の通勤ラッシュのような満員電車も多く、停車駅が分からずに不安になることもしばしば。効果のほどを期待したいところ。