ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

小麦や小麦製品値上りへ=ポンジーニョは5~10%?

ニッケイ新聞 2010年8月10日付け

 ロシアを始めとする旧ソ連諸国での異常気象に起因する不作を受け、シカゴ市場での小麦価格が85%も値上りし、ブラジルでも小麦や関連製品の値上げが起きそうだ。
 7日付フォーリャ紙によると、ブラジル内での値上り幅はポンジーニョで5~10%と見られ、そのほかの小麦製品も含めた値上りにより、政府の公式インフレ指数IPCAの0・15%上昇すると見られている。
 小麦に関しては国内消費の半分を輸入するブラジルだけに、外国市場の小麦価格値上りは国内生産の小麦価格にも影響し、低い生産者価格に悩んでいた小麦生産者や、国内市場価格が最低基準となる買い取り価格に満たない場合に補助金を出さなければならない政府にとっては朗報だ。
 年頭は増産と在庫増が期待されていた小麦だけに、ここ数週間の動向は予想外。生産見込み減少と共に在庫量も減少しており、農産物の先物契約を巡り小麦価格が急騰した08年の様な農業融資のためのファンド再編の動きが出ている事も、国内価格の上昇に一役買っているようだ。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button